ポテチ#27に行ってきた話
こんにちは、渋谷でAndroidエンジニアをしている しほちゃん@shihochandesu です。
3月16日に六本木のGREEさん主催の potatotips #27 (iOS/Android開発Tips共有会) に参加してきました。
connpass.com
こちらのイベントは以前から参加したいとは思っていたんですがなかなか抽選に当たらず諦めかけていたんですが、今回はUX JAM 7 ゆるく学ぶUXイベントに行ってきた話 - ShihoChan I/O と同じくブログまとめ枠ということでやっとの思いで参加権を勝ち取りました。以下簡単ですが印象に残った発表の内容をまとめたいと思います。
@konifarさん ”Apk size diet”
Android界隈のドラえもんの方でおなじみ こにふぁー (@konifar) | Twitter さんによるapkのサイズを小さくするお話でした。
以前に自分のアプリでも広告SDKとかサードパーティ製のWebViewを入れた際にとてつもなくアプリサイズをでかくしてしまった経験があるのでこちらの話は目からウロコでした。
以下まとめ。
・アプリサイズがアプリのインストール率・DAUに明確に影響を与える
・特に低スペック・細い回線の場合に影響が大きく、サイズ14MB以上になると変化が顕著
・画像の調整が大事、ImageOptimizasionを利用
・proguard、画像削除、画像の最適化、nodpi、VectorDrawable
proguardの利用で難読化を行わない場合でも少し記述するだけでアプリサイズをダイエットできるとのことで、自分のアプリではきちんとできてて一安心でした。
nodpiは全く使っていなかったのでもう少し活用できるのではないかと思いました。
余談ですがこにふぁーさんのこちらの記事 AndroidStudioで未使用のresourceを検出する - Qiita を参考に先日のリリースで未使用リソースの大掃除を行って少しダイエットしました(๑•̀ㅂ•́)و✧
@Keisuke Kobayashiさん ”Automated Translation on CI”
アプリの翻訳をCIで自動化するというお話でした。うちのアプリも多言語対応したいですね。
最近自分のアプリでもCircleCIを利用して連携を始めているのでとても興味のある内容でした。
以下まとめ。
・Gengoを利用、人力翻訳で安い
・CircleCI、translateブランチを切る
・自動翻訳のフロー
・翻訳不要な文字列を変換
・GengoのAPIで依頼、RubyのGemを利用
・結果を受け取る
懇親会でお話させて頂いたときにお聞きしたんですが、GengoのAPIで依頼する場合に同じキーで依頼したものに関しては二回目以降はキャッシュされているものが返ってきていそうとのことでした。
お金のかかることなので以前のビルド時に依頼したものと今回の依頼の差分を取らないといけないのが大変なイメージでしたが便利にできているみたいです。
現在Sandbox環境でのみ利用しているとのことで実際に稼働してからまたお話お聞きしたいなと思いました。
@__gfx__さん ”ORMの選び方(Android編)”
Ormaの作者__gfx__さんのORMの発表でした。
現在自分のアプリではActiveAndroidを使っていてつらいことも多く載せ替えも検討していたのでORMについてとても丁寧に比較・まとめられていました。
以下まとめ。
・ORMに求めるもの
・速度
・マイグレーション
・簡単
・速度
・ActiveAndroid:遅い(リフレクション利用)
・Orma:速い(コード生成)
・Realm:速い(独自DB実装)
・マイグレーション
・ActiveAndroid:つらい(SQL記述必要)
・Orma:リネーム以外はコード不要
・Realm:つらい(コード記述必要)
結論、ActiveAndroidを使う理由はないとのことです(ヽ´ω`)
Ormaは__gfx__さんいわくそこそこイケてるらしく、なにしろ弊社の世界のwasabeefが使っているので良さそう。
Realmは弊社の音楽的な方々からツライときがあるとの話を聞くので次にORM移行する際はOrma検討するかもしれないです。